国際結婚応援団を立ち上げたキッカケ

わたくし、DFは国際結婚及び国際結婚に伴う様々な公的処理に
大変苦労しました。

あれは…2016年5月10日。。。

妊娠してた

彼女のKYMT(今は妻)から突然の報告でした。
前日に「なんか太ってきたね〜」とやり取りをしていましたが、
実はその時すでに妊娠5ヶ月のことで、既に赤ちゃんの性別も女と判明していました。

「え?5ヶ月??」
「もっと早く気付けたでしょ!」
「普通1ヶ月くらいでわかるもんじゃないの!?」
「鈍感すぎでしょ!」

と、今でも夫婦の間でネタになっております。

とりあえずそんな状況だったので、超特急で婚姻まで進めていきました。
できちゃった結婚なので、妻の両親に挨拶するときの緊張はハンパなかったです。
しかしそれ以降の公的な処理にもとてーも苦労しました。

■とにかく情報が少ない

ミャンマー人と日本人が結婚するケースが少なく、情報を発信している方が
ほとんどいない状況です。
配偶者ビザも合わせて行政書士さんに協力してもらいましたが、
その行政書士さんも打ち合わせ日をすっぽかす等、あまり頼りにならない人でした。。

■区役所職員のイヤ〜な対応

ミャンマー人と日本人が結婚するうえで、ミャンマー人側が独身証明書という書類を提出する必要があります。
その書類は区役所によると、「公証の弁護士」によって署名されている必要があるとのことでしたが、
私たちが用意した独身証明書は「裁判官」によって署名されていました。

書類を提出してから1時間半ほど待たされた挙げ句、上記の点で書類の不備ということで、婚姻届を受け取れないといわれました。

妻と二人で一生懸命訴えても、受け取れないの一点張りでした。

あの時の悔しくて腹立たしい気持ちは忘れられません。

その時、このままでは帰れないと思い、法務局の人に電話で相談しました。

すると、事情は一変し、区役所の職員に受理伺いするよう電話で直接指示してくれました。

その10日後、法務局の方と面談することになったのですが、その時に独身証明書は国によって発行されたことが確認できればよく、裁判官によって署名された書類で全く問題なかったことがわかりました。

結局結婚は無事成立し、区役所に婚姻届受理証明書をもらいに行きました。

受け取れないと言い張り続けたその職員から婚姻届受理証明書をもらいましたが、結局彼から謝罪の言葉は出てきませんでした。

■慣れない手続きの連続

私たちの結婚はいわゆる「できちゃった結婚(授かり婚)」だったのですが、
法務局との面談の次の日に切迫早産で1カ月以上入院することになり、妻は会社を退職することになりました。

結婚の手続きが一通り終わってほっとしていたのもつかの間、夫である私が妻の代わりに以下のような手続きをする必要が出てきました。

・入院手続き
・住所変更(転出および転入届)
・年金(住所変更)
・社会保険から国民健康保険の切り替え
・入院にかかる費用を抑えるための限度額適用認定証明書の取得
・失業給付受給期間の延長手続き
・認知届(これは念のため)

どれもこれまで縁のない手続きで、仕事をしながらこれらの手続きをするのはとても大変でした。
またどれも期限のあるものばかりで、婚姻が成立していない段階で上記手続きを進めなければならなかった点がより混乱を招きました。

まとめ

婚姻届を提出したその日の帰り道、私と妻は嫌な気持ちでいっぱいでした。
本来であれば嬉しい気持ちで帰れるはずの道のりを嫌な気持ちで帰らなければならない悔しさを今でも忘れられません。

だからこそそんな思いをこれから結婚する人に味わってほしくないと強く思います。

この国際結婚応援団がそんな思いをする人を減らす一助となりますように。

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